1984
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著:ジョージ・オーウェル 訳:田内 志文
発行:KADOKAWA
仕様:文庫判/496ページ
1950年ごろに書かれた、1984年の姿とその物語。『ディストピア小説』を代表する小説。我々がイメージする『ディストピア』はおおむね「これ」。ディストピアは誰が望んで生まれ、誰のために維持されるのか……現代にディストピアを作らないためにも、読んでおくのがいいだろう。1984年のこの世界は、2023年とそう遠くないことに気付かされる。「二分間憎悪」「二重思考」などの独特な用語が頻発するのも面白い。
○KADOKAWA 紹介文
ディストピア小説の最高傑作。圧倒的リーダビリティの新訳版!解説・内田樹
1984年、世界は〈オセアニア〉〈ユーラシア〉〈イースタシア〉という3つの国に分割統治されていた。オセアニアは、ビッグ・ブラザー率いる一党独裁制。市中に「ビッグ・ブラザーは見ている」と書かれたポスターが張られ、国民はテレスクリーンと呼ばれる装置で24時間監視されていた。党員のウィンストン・スミスは、この絶対的統治に疑念を抱き、体制の転覆をもくろむ〈ブラザー連合〉に興味を持ちはじめていた。一方、美しい党員ジュリアと親密になり、隠れ家でひそかに逢瀬を重ねるようになる。つかの間、自由と生きる喜びを噛みしめるふたり。しかし、そこには、冷酷で絶望的な罠がしかけられていたのだった――。
全体主義が支配する近未来社会の恐怖を描いた本作品が、1949年に発表されるや、当時の東西冷戦が進む世界情勢を反映し、西側諸国で爆発的な支持を得た。1998年「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」に、2002年には「史上最高の文学100」に選出され、その後も、思想・芸術など数多くの分野で多大な影響を与えつづけている。
解説・内田樹
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