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しじんのゆうびんやさん
¥1,760
作:斉藤 倫 画:牡丹 靖佳 発行:偕成社 仕様:20cm×14cm/130ページ ○偕成社 紹介文 ちいさな街のちいさな郵便局ではたらくふたり、ガイトーとトリノス。 ある日、ガイトーは、一度も手紙をもらったことがないという 灯台守のじいさんに、「手紙」を書いてみることにした。 「みょうなてがみもあったもんだ」 配達したトリノスがつぶやくと、灯台守はこういった。 「あんた、しらないのか。これは、詩、って、もんだよ」 詩って、なんだろう? その輪郭をやわらかに描き出す、詩人が書く「しじん」の物語。
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すべての、白いものたちの
¥935
SOLD OUT
著者 : ハン・ガン 訳:斎藤 真理子 発行:河出書房新社 仕様:文庫判/200ページ ○河出書房新社 紹介文 アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。 ノーベル文学賞受賞! ハン・ガン作品、どれから読んだらいいかわからない……という方には、個人的には『すべての、白いものたちの』をお勧めしたいです。 詩のように淡く美しく、それでいて強く心をゆさぶる名作です ーー岸本佐知子 生後すぐに亡くなった姉をめぐり、ホロコースト後に再建されたワルシャワの街と、朝鮮半島の記憶が交差する。 文庫化にあたり、訳者の斎藤真理子による「『すべての、白いものたちの』への補足」、平野啓一郎による解説「恢復と自己貸与」を収録。 著者 ハン・ガン (ハン,ガン) 1970年生まれ。韓国の作家。邦訳著書に『菜食主義者』(李箱文学賞、ブッカー賞受賞)『少年が来る』『ギリシャ語の時間』『すべての、白いものたちの』『回復する人間』『引き出しに夕方をしまっておいた』等。 斎藤 真理子 (サイトウ マリコ) 韓国語翻訳者。著書に『韓国文学の中心にあるもの』『隣の国の人々と出会う』等。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ハン・ガン『別れを告げない』等。
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通言総籬・仕懸文庫
¥880
訳:いとうせいこう 発行:河出書房新社 仕様:文庫判/184ページ ○河出書房新社 紹介文 江戸のマルチクリエイター・山東京伝による、吉原・浅草芸者の風俗を描いた黄表紙と洒落本の傑作、かつ当時発禁処分となった2篇を画期的現代語訳で。「仕懸文庫」は本邦初作家訳し下ろし。 いとう せいこう (イトウ セイコウ) 1961年生まれ。出版社の編集者を経て、音楽や舞台、テレビなどでも活躍。88年『ノーライフキング』でデビュー。99年『ボタニカル・ライフ』で講談社エッセイ賞、13年『想像ラジオ』で野間文芸新人賞受賞。
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台所のメアリー・ポピンズ
¥1,760
作:P.L.トラヴァース 絵:メアリー・シェパード おはなし訳:小宮由 お料理訳:アンダーソン夏代 発行:アノニマ・スタジオ 仕様:A5判変形/112ページ ○アノニマ・スタジオ 紹介文 読んで、作って、楽しめるメアリー・ポピンズの世界 1934年にメアリー・ポピンズが登場して以来、百万人以上の読者がその物語を楽しんできました。メアリー・ポピンズの1週間のおはなしと、イギリスの伝統料理やデザートなどのレシピがのった一冊。ファンの方はもちろん、これから知る人にもおすすめです。 「メアリー・ポピンズ」という名前を、聞いたことはあるけれど、お話は読んだことがない、という方もいらっしゃるかもしれません。児童文学の定番であり、多くの読者が世界中にいるシリーズの主人公です。この本には、ファンの方であればより楽しめ、はじめて出会う人には「入門」になるようなお話の世界が1週間分に凝縮されています。そして一番の特徴は、メアリー・ポピンズのお料理ノート。子どもだけで出来る簡単なメニューから、大人もはじめて挑戦するようなイギリスの伝統料理、読むだけでもいろんな想像が膨らむレシピをお楽しみください。
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少年とリング屋
¥1,650
著者 : TAJIRI 発行:イースト・プレス 仕様:四六判/並製本/240ページ ○イースト・プレス 紹介文 プロレス、夢、「何者」かになる──文豪TAJIRI、始動。 プロレスラーにあこがれる少年が、リングが積みこまれたトラックに潜り込むことから始まる、リング屋さんとの心の交流を描いた表題作『少年とリング屋』をはじめ、プロレスを通して人々の夢と「何者か」になろうとするおかしみ、人生の悲哀を描く、短編連作。 【目次】 少年とリング屋 醜い顔 かっこいい女 「全然満足していません」 俺は何者 夢の結末 エピローグ TAJIRI 1970年9月29日生まれ。熊本県玉名市出身。94年9月19日、IWAジャパンでデビュー。 その後、メキシコ・EMLL、アメリカ・ECWなどで活躍後、WWEに入団。“日本人メジャーリーガー"として活躍した。帰国後はハッスルに所属、新日本プロレスに参戦、さらにSMASH、WNCを率いて独自の世界を築き、プロデュース、若手育成にも高い評価を得る。14年にWRESTLE-1に移籍。17年にWWEに復帰するがヒザのケガで退団。同年帰国後、全日本プロレスに参戦、佐藤光留、ウルティモ・ドラゴンを破り世界ジュニアヘビー級王座を2度戴冠。18年に「Jr. TAG BATTLE OF GLORY」で岩本煌史とのタッグ“ひと夏のかげろう"で優勝、秋山準を破りGAORA TV チャンピオンシップ王座戴冠などヘビーとジュニアヘビーを超越して活躍。21年1月2日後楽園ホール大会で全日本入団を発表。同年2月、ジェイク・リー率いる新ユニット「TOTAL ECLIPSE」に加入。172cm、82kg。 著書に『プロレスラーは観客に何をみせているのか』『プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人』『戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇』など。
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まにぴゅれいと
¥800
著者:香川藤花 仕様:文庫判/168ページ ○紹介文 ※本書は、ネコゼ商店の店員・香川藤花が書いた個人出版(同人)小説です。 ⚪︎販売実績 2024年9月8日 文学フリマ大阪12 文学フリマ等イベントにて販売予定 ⚪︎あらすじ 現代よりもいくらか後の世界。 体外式人体調律機『ハーモナイザー』の開発によって、人類は実質的に脳を拡張し、もとの手足と遜色のない機能を持つ義肢を手に入れた。 この技術は四肢の代替だけにとどまらず、人体に機械的な四肢を付加することまで可能にした。 静かに生きたい高校教師・小山内嵐と、その教え子で恋人でもある小笠原ノアは、ハーモナイザーを用いたある陰謀に巻き込まれてゆく。 人体と道具の境界、自分と他人の境界、そして生と死の境界すらも問うSFサスペンス。
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世阿弥最後の花
¥990
著者 : 藤沢周 発行:河出書房新社 仕様:文庫判/448ページ ○河出書房新社 紹介文 世阿弥は、なぜ72歳で遠く佐渡へと流され、彼の地で何を見つけたのか? 室町の都を幽玄の美で瞠目させた天才が最晩年に到達した至高の舞と、そこに秘められた謎に迫る話題作が待望の文庫化! [内容紹介 詳細] 舞台は世阿弥最後の地・佐渡島。 単行本刊行時、各メディアで話題となった奇蹟の物語が待望の文庫化! 「花なる美は、十万世界を変えましょう」――永享6年 (1434)5月、幽玄の美で室町の世を瞠目させた一人の男が流罪となった。 世阿弥元清、72歳。咎なくしてなぜ、遠く佐渡へと流されたのか? そして彼の地でどう生き、何を見つけたのか? 最晩年に到達した至高の舞と、秘められた「まことの花」とは……。波乱の晩年、その謎と真実に迫る奇蹟の物語。 藤沢 周 (フジサワ シュウ) 1959年、新潟県生まれ。93年「ゾーンを左に曲がれ」でデビュー。98年「ブエノスアイレス午前零時」で芥川賞を受賞。『サイゴン・ピックアップ』『武曲』『武蔵無常』『憶』など著書多数。
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拝み屋奇譚 災い百物語
¥1,980
著者: 郷内心瞳 発行:Après-midi 仕様:四六判/並製/392ページ ○Après-midi 紹介文 拝み屋作家が世に放つ、現代怪談百物語!! 郷内心瞳の新たなる怪談百物語シリーズが始動! 宮城で拝み屋を営む著者の体験や各所で集めた“災い”にまつわる怖くて不思議な実話怪談を100話収録。 災いとは意図せず訪れる、まさに招かれざる客。 本書に綴られるあらゆる災いが読者のみなさまを襲います。 ひょんなことから発展した怪異に立ち向かい鎮魂を行う、拝み屋ならではのエピソードも満載。 点が線になっていく、新感覚の百物語です。 カバーデザイン:中川理子 郷内心瞳(ごうないしんどう) 1979年生まれ。郷里の宮城で拝み屋を営む。著書に『拝み屋怪談怪談始末』『拝み屋怪談逆さ稲荷』『拝み屋怪談禁忌を書く』『拝み屋怪談来たるべき災禍』『拝み屋怪談鬼神の岩戸』『拝み屋怪談壊れた母様の家〈陰〉』『拝み屋怪談壊れた母様の家〈陽〉』『拝み屋怪談幽魂の蔵』『拝み屋怪談緋色の女』(角川ホラー文庫)、『拝み屋異聞うつろい百物語』『拝み屋異聞田舎怪異百物語』『拝み屋異聞弔い百物語』(イカロス出版)、『拝み屋備忘録怪談双子宿』『拝み屋備忘録怪談首なし御殿』『拝み屋備忘録ゆきこの化け物』『拝み屋備忘録怪談腹切り仏』『拝み屋備忘録怪談火だるま乙女』(竹書房文庫)、共著に『渚にて あの日からの〈みちのく怪談〉』(荒蝦夷)がある。
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漫画選集ザジvol.2
¥1,540
編集:点滅社編集部 発行:点滅社 仕様:A5判/280ページ ○点滅社 紹介文 マイナーな短編読み切り漫画を22作品収録。 オルタナティブを模索し迷走し続ける漫画選集シリーズ第二弾です。 【漫画執筆者と作品名】 亜蘭トーチカ 『Hype Boy』 ゐ忌レ 『魔王』 市村柚芽 『星の散歩』 いましろたかし 『撮影会』 大橋裕之 『音』 沖永和架奈 『浦島太郎深海記』 鬼霧繭乃 『フイヨラ』 もちだころ 『靴下を裏がえせ!』 おんちみどり 『ふりむき峠』 ゴム製のユウヤ 『ナカノタワーの事件』 杉作J太郎 『ブラジャー男』 terayama 『エメラルドは不定形の探偵』 トミムラコタ 『オオサンショウウオくん』 七野ワビせん 『さよなら…母さん』 花園照輝 『コルネット』 久宿純 『歌うカビクリームコロッケ星人』『うそつき』 日野健太郎 『トレイル』 HOSHI368 『天使は誰だ。』『サタニックブンブンヘッド』 松本剛 『13』 まんきつ 『恋のスナイパー』 【エッセイ執筆者と作品名】 屋良朝哉&ゴム製のユウヤ 『アメリカン・ニューシネマについてうだうだ喋る会』 切通理作 『バカボンの強迫観念』 倉島一樹 『いつか行きたいアイランド』 ゴム製のユウヤ 『垣根の見張り』 黒澤千春 『「またあした!」に、しみじみ。』 輝輔 『泣かないでほしかった』 【内容紹介】 ガロやアックスのような、自分の描きたい漫画を自由に描いて気軽に発表できる場所を目指してつくりました。 発表の場、発掘の場として、誰かが一歩踏み出すための踏み台のような存在になりたいです。 メジャー誌には掲載されないマイナー漫画、実験漫画、衝動漫画、インディーズ漫画、パンク漫画、わけがわからないけどなんだかすごい漫画、そういった作品に興味がある方におすすめです。
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さくらむすび弍
¥500
著者:川上眉山、永井荷風 編者:大阪工業大学知的財産学部水野ゼミ 発行:大阪工業大学知的財産学部水野研究室 仕様:A6文庫判/ 142P ○水野研究室 紹介文 著作権を学ぶ大学生が、桜をテーマに、川上眉山と永井荷風の埋もれた小説を復刊。 両作共、初文庫化!青空文庫未収録です。 【収録作品】 川上眉山「墨染櫻」(明治23年) 永井荷風「戀衣花笠森」(大正2年) 【永井荷風「戀衣花笠森」】 江戸の“会いに行けるアイドル”が、人気絶頂の最中に突然の失踪! 笠森稲荷門前の茶屋の娘、お仙。鈴木春信の美人画に描かれたため、江戸一番の美女と評判を取り、茶屋はお仙見たさの人で連日溢れかえる。 町娘から期せずして、大人気アイドルとなり、戸惑うお仙。 同じくこの人気ぶりに戸惑い、焦燥するのは、お仙の恋人・源之進。 人気絶頂の笠森お仙が突然姿を消した実在の事件を元に、永井荷風が描いた江戸情緒をお楽しみください。 【川上眉山「墨染櫻」】 本書収録作「墨染櫻」は、明治23年に発表された、川上眉山の出世作。 小町娘と医学生の青年が互いにひとめぼれ。結婚を誓いあう。 学問の妨げにならないよう、青年が身を立てるまでは会わないと約束を交わしたが…。 「世に辻占はないものか、この恋どうなる事ぞ。」 毒親、ストーカーなど現代にも通底するテーマを孕んだ「明治のライトノベル」を格調高い美文でお楽しみください。 【川上眉山とは】 川上眉山は、尾崎紅葉の硯友社に参加。美文家として有名でしたが、40歳の若さで自死。文壇に衝撃を与えました。 かなりの美男だったようで、樋口一葉は、眉山を評して、 「背が高く、色白で、女性でもこのように美しい人は多く見られない。例えると、春の花のようだ」。 一葉の「にごりえ」は、眉山の「あなたの自伝を書けばよい」という助言に基づき生まれたといいます。
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台湾漫遊鉄道のふたり
¥2,200
著者:楊双子 訳:三浦裕子 発行:中央公論新社 仕様:四六判/300ページ ○中央公論新社 紹介文 炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。結婚から逃げる日本人作家・千鶴子は、台湾人通訳・千鶴と“心の傷”を連れ、1938年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。台湾グルメ×女たち×鉄道小説!
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死んでから俺にはいろんなことがあった
¥2,310
SOLD OUT
著者:リカルド・アドルフォ 訳:木下眞穂 発行:書肆侃侃房 仕様:四六判/並製/256ページ ○書肆侃侃房 紹介文 俺はただ家に帰りたいだけなのに、それがそんなにおかしいか? ポルトガルの作家が移民の置かれた立場の悲哀を不条理かつユーモラスに描く傑作長編。 郵便配達をしていた俺は故郷の「くに」から逃げてきた。妻のカルラと幼い息子とともに「島」で不法滞在している。買い物をした帰りに乗っていた地下鉄が故障で止まってしまい、右も左もわからない場所で降ろされてしまった一家。なんとか家にたどり着こうとあれこれ画策するが、やることなすことすべてが裏目に出て━━。周囲から存在を認められず、無視され続ける移民の親子は、果たしてどうなるのか? 【著者プロフィール】 リカルド・アドルフォ(Ricardo Adolfo) 1974年にアンゴラに生まれるが、アンゴラの独立により幼少時にポルトガルに帰国。2003年に短編集『すべてのチョリソーは焼くためにある』でデビュー。初長編『ミゼー』はポルトガルでベストセラーとなる。『東京は地球より遠く』(2015年)では日本で働く外国人のサラリーマンの目から見たおかしな日本の日常を描いた。同書からは2019年刊の『ポルトガル短篇小説傑作選 よみがえるルーススの声』(現代企画室)に3篇が収録されている。ドラマや映画の脚本の執筆や絵本も発表するほか、広告界でも国際的に活躍している。2012年より東京に在住。 【訳者プロフィール】 木下眞穂(きのした・まほ) 上智大学ポルトガル語学科卒。ポルトガル語翻訳家。訳書に『ブリーダ』(パウロ・コエーリョ)、『忘却についての一般論』(ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ)、『エルサレム』(ゴンサロ・M・タヴァレス)、『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ)など。『ガルヴェイアスの犬』(ジョゼ・ルイス・ペイショット)で2019年に第5回日本翻訳大賞を受賞。
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宇宙戦争
¥990
著者:ウェルズ 訳:雨沢泰 発行:偕成社 仕様:19cm×13cm/350ページ ○偕成社 紹介文 ロンドン近郊に突然あらわれた奇妙な落下物。落下の衝勢で出来た巨大な穴の中には、金属製とみられる円筒状の物体が。それが火星人の襲来を告げる恐怖の知らせとは、誰も知るはずがなかった……。詳細な注釈と地図を併載。
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孤独まんが
¥880
編集:山田英生 発行:筑摩書房 仕様:文庫判/352ページ ○筑摩書房 紹介文 ぼっちマンガのアンソロジー。水木しげる、滝田ゆう、つげ義春、かわぐちかいじ、近藤ようこ、いましろたかし、太田基之、斎藤潤一郎らを収録。 落伍、無用、風狂、隠遁…。 ぼっちを生きる まんがアンソロジー 【内容紹介】 収録作―諸星大二郎「地下鉄を降りて……」 いましろたかし「おへんろさん」 近藤ようこ「白粉小町」 ハン角斉「黒い蝶」 永島慎二「仮面」 太田基之「石を買いに来た女」 滝田ゆう「お通夜の客」 ジョージ秋山「パットマンX(抄録)」 篝ジュン「日常生活」 うらたじゅん「思い出のおっちゃん」 つげ忠男「夜の?」 かわぐちかいじ「あぶれもん」 安部慎一「久しぶり」 斎藤潤一郎「沼南」 つげ義春「山椒魚」 水木しげる「紙魚」 穂積「それから」 カシワイ「ひとつの火」(原作・新美南吉) 山田 英生(やまだ・ひでお):1968年生まれ。内外タイムス、アサヒ芸能記者などを経て、現在では、書籍、コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わる。編書に『原水爆漫画コレクション』全4巻などがある。共著書に『「暴力団壊滅」論』(「やくざコミック規制」などを分担執筆)がある。
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十五少年漂流記
¥715
著者:ジュール・ヴェルヌ 訳:山本知子 装画:ソノムラ 挿絵:森川泉 発行:ポプラ社 仕様:新書判/270ページ ○ポプラ社 紹介文 15人の少年だけで、謎の無人の地を舞台にサバイバル生活! 驚きと友情に満ちた傑作冒険ドラマ! 航海旅行にでようとしていた8歳から14歳の15人の少年たちを乗せて、船は嵐の中、名前も場所もわからない無人の地に漂着! 子どもだけでのサバイバル生活をすることに! 狩りや釣り、新しい「家」づくり、突然現れた悪党との対決……ときに衝突しあいながらも、知恵と勇気をふりしぼり、たくましく成長する彼らの2年間とは?
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シュークリーム
¥2,200
著者:内田百閒 監修:山本善行 発行:灯光舎 仕様:B6変形判/上製/160ページ ○灯光舎 紹介文 書物の愛好家はもとより、作者や作品ないしは読書そのものへの入り口にしてほしいという想いのもと、「小品」をコンセプトに刊行してきた「灯光舎 本のともしび」第1期最終巻。 第1期の最後を飾るのはいまも根強いファンが多い文豪・内田百閒。敬愛してやまなかった師・夏目漱石にお金を借りに行く諧謔のきいた随筆から古郷・岡山と祖母のおもかげを語る小話「シュークリーム」など7作品を収録。 どことなく哀しさ漂う百閒のユーモアや、収録作「昇天」に感じる怪奇的な世界観など百閒文学の旨みを凝縮した1冊。本や文学に親しむきっかけを与えてくれる小品集です。 収録作 ・漱石先生臨終記 ・長春香 ・昇天 ・掻痒記 ・乱れ輪舌FOT ・寺田寅彦博士 ・シュークリーム 内田百閒(うちだ・ひゃっけん)1889―1970 岡山県生まれ。本名・栄造。15歳のときに親友・堀野寛と出会い、堀野を通じて読書の趣味に目覚める。翌年、夏目漱石の『吾輩は猫である』上篇を読み、漱石に傾倒。19歳のころには俳句熱が高まって、俳諧一夜会や苦渋会という句会を結成。岡山近郊の百間川から俳号を「百間」とした。1910年、東京帝国大学文科大学へ入学。翌年2月に、静養中だった漱石を訪ねる。漱石の面会日「漱石山房」に出席するようになり、小宮豊隆、津田青楓、森田草平、芥川龍之介、久米正雄などと知り合う。以後、陸軍士官学校や法政大学で教鞭をとる。1920年には、作曲家・筝曲家の宮城道雄に知遇を得て親交が続く。同年、幼少期より寵愛を受けてきた祖母の竹が死去。1922年、はじめての著作集『冥途』を稲門堂書店より刊行。翌年、関東大震災に遭い、『冥途』の印刷紙型を焼失してしまう。1933年に三笠書房から『百鬼園随筆』を刊行してから、『冥途』の再劂版や第二創作集『旅順入城式』(岩波書店)、『百鬼園俳句帖』(三笠書房)などを刊行。その他、『贋作吾輩は猫である』(新潮社)、『ノラや』(文藝春秋社)など多数の書籍、作品を発表する。1965年には、これまでの功績を評価され芸術会員に推薦されながらも「いやだから、いやだ」とそれを辞退。それからも『麗らかや』『残夢三昧』(いずれも三笠書房)などを著す。多くの名筆を世に刻み、1971年4月20日に逝去。 山本善行(やまもと よしゆき)(1956–) 大阪府生まれ。関西大学文学部卒。書物エッセイスト。 2009年、京都銀閣寺近くに「古書善行堂」オープン。 著書に『関西赤貧古本道』(新潮社)、『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社)、『定本古本泣き笑い日記』(みずのわ出版)、編者として上林曉の『星を撒いた街』、『故郷の本箱』、『埴原一亟古本小説集』(以上、夏葉社)、黒島伝治『瀬戸内海のスケッチ』(サウダージ・ブックス)など。
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少女七竈と七人の可愛そうな大人
¥660
著者:桜庭一樹 発行:KADOKAWA 仕様:文庫判/288ページ ○KADOKAWA 紹介文 純情と憤怒の美少女、川村七竈、十七歳。 いんらんの母から生まれた少女、七竈は自らの美しさを呪い、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友に、孤高の日々をおくるが――。直木賞作家のブレイクポイントとなった、こよなくせつない青春小説。 桜庭 一樹(サクラバ カズキ)(著/文) 2000年デビュー。07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。08年『私の男』で第138回直木賞を受賞。
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おんなのひとりごはん
¥1,870
SOLD OUT
著者:平松洋子 発行:筑摩書房 仕様:A5判/195ページ ○筑摩書房 紹介文 町角にいい匂い。 ぱちっとおいしいもの、食べたいな。 空っぽの胃袋を満たす19のめくるめくドラマ。とんかつ屋からカフェまで、頼れる100店厳選ガイド付き。 平松 洋子・ヒラマツ ヨウコ エッセイスト。東京女子大学卒業後、食や生活文化を中心に幅広く執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞を受賞。『サンドウィッチは銀座で』『なつかしいひと』『ステーキを下町で』など著書多数。
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図書館の神様
¥550
著者:瀬尾まいこ 発行:筑摩書房 仕様:文庫判/240ページ ○筑摩書房 紹介文 思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。…「垣内君って、どうして文芸部なの?」「文学が好きだからです」「まさか」!…清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。不思議な出会いから、傷ついた心を回復していく再生の物語。ほかに、単行本未収録の短篇「雲行き」を収録。
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人魚姫、あるいはウンディーネ
¥800
著者:香川藤花 仕様:文庫判/126ページ ○紹介文 ※本書は、ネコゼ商店の店員・香川藤花が書いた個人出版(同人)小説です。 ⚪︎販売実績 2023年9月10日 文学フリマ大阪11 文学フリマ等イベントにて販売予定 ⚪︎あらすじ S県にある姫名湖の底に、人魚の集落があった。 集落の中心には大きな樹が生えていた。 樹は人魚たちに酸素をあたえ、人魚たちは樹を自分たちの神とした。 その樹が病におかされ、枯れかけている。 人魚たちは、地上の人間たちに、助けをもとめることにした…… SFか、百合か、はては異類婚姻譚? 樹病、菌、カシノナガキクイムシから明応地震、ヘッケルの反復説まで。 かなしい人魚とかわいそうな人間たちの、大切なものを『失う』ための物語。
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アイスクリン強し
¥770
著者:畠中恵 発行:講談社 仕様:文庫判/352ページ ○講談社 紹介文 西洋菓子は開化の夢――。 明治の築地居留地近く、甘い香り漂う風琴屋(ふうきんや)。今日もまた、お菓子目当ての若様たちが集って嵐が巻き起こる! お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど西洋菓子が次々お目見え。築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、あれやこれやの騒動が……。キュートな文明開化(スイーツ)物語。
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キャットウォーク
¥2,090
著者:佐々木充彦 発行:rn press 仕様:B6判/352ページ/並製 ○rn press 紹介文 いらない。お前なんかいらない。使えないやつはいらない。弱いやつはいらない。おどおどしたやつはいらない。逃げるやつはいらない。お前はもういらない。お前みたいなゴミは、もういらないーー。 生きづらいこの社会に疲れ切った主人公ミロは、あるとき猫の街に迷い込む。猫といっても四本足で歩く小さな猫じゃない。彼らは服を着て、靴を履き、二本足で歩いている。毒々しいこの街で、ミロは一人の少女と出会い、自分の中の暴力性・残虐性が剥き出しになっていく。 社会に適合するとは自分を殺すことなのかーー。現代社会で誰もが抱える悩みを、佐々木充彦が美しく繊細なタッチで描く。読んでいると胸が苦しくなる。心をえぐる今夏最大の問題作。小説版と漫画版が一冊に収録された豪華仕様の一冊。 ※本の厚みが規定を超えるため、レターパックプラスでのお届けとなります。
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わがままな選択
¥1,793
著者:横山拓也 発行:河出書房新社 仕様:四六判/220ページ ○河出書房新社 紹介文 子供を持たないと決めた夫婦の元にあらわれた妊娠の兆候、そして謎の男性から告げられる入院中の母の望み……。演劇界の次世代を担う新星による初小説! 著者 横山 拓也 (ヨコヤマ タクヤ) 1977年生まれ。大阪府出身。劇作家、演出家。演劇ユニットiaku代表。日本劇作家協会新人戯曲賞、文化庁芸術祭賞新人賞〈関西〉等受賞。演劇界の次世代を担う作家と注目されている。本書が初の小説となる。
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目をあけてごらん、離陸するから
¥1,650
SOLD OUT
著者:大崎清夏 発行:リトルモア 仕様:四六変型判/216ページ/並製 ○リトルモア 紹介文 あなたの言葉よ、どうか無事で──。 会社を辞め、身ひとつで詩を書いて生きることにした。 地球のあちこちで、言葉に翻弄されて立ち尽くし、言葉に勇気づけられて歩き出す。 中原中也賞受賞の詩人が、小説とエッセイで描く“魂の解放”。 一日の終わり、テラス席で深呼吸をして書きはじめる。/映画祭で来日した大スターの、通訳のあの子の涙。/元同僚の本棚に『フラニーとズーイ』を見つけたら。/海外の詩祭に参加し、エネルギッシュな詩人たちに刺激を受ける。/友人のダンサーに「一緒にメコン川を眺めよう」と囁かれ、ラオスのフェスティバルへ。/象形文字の故郷を見てみたくなって広州へ。/ベルリンで恋した古書店で詩の朗読会をしたいと申し出る。/旅先ですっかり山の虜になる……。 あちこちで出会いに胸を熱くした瞬間を書く。書くことであたりまえの自分でありつづける。 詩的な小説と散文、旅のエッセイを編みこんだ、大崎清夏の親密で、自由で、喚起力ゆたかな言葉と物語に親しむ一冊。 心に火を灯す言葉の、詰め合わせギフト。 〈初の小説!傑作3篇を収録〉 ~ ~ ~ ~ ~ 誰かのことばで覆い尽くされた世界は息苦しいけれど、私たちは流転のなかにいるのだから、 きっと雲が晴れるようにそこここでことばは欠け、ことばの意味もあちこちで欠けて、風が入ってくるはずだ。 その風について正確に書き記すことができたら、もしかしてそれは詩なのかもしれない。 (「意味の明晰な欠け方について」より) ~ ~ ~ ~ ~