-
食エッセイ考
JPY 1,320(USD 8.37)
文と編集:木村衣有子 装丁:木村敦子(kids) 発行:はるあきクラブ 仕様:文庫判/64ページ ⚪︎はるあきクラブ 紹介文 食エッセイの隆盛と傾向について考える、タイトルどおりの一冊です。私こと木村衣有子の北東北食エッセイも3篇収録いたしました。なので、食エッセイの考察と実践の一冊、ともいえるかもしれません。 文芸誌『群像』に連載中の「「読む」をデザインするひと」などで知られるフリー編集者・宮田文久さんに、オノマトペ考察エッセイ「「しるもの」は汁気のみにあらず」を寄稿いただきました。
-
【執筆陣サイン本】随風04
JPY 2,200(USD 13.96)
発行:書肆imasu 仕様:A5判/152ページ ※執筆陣のサイン入りです。ランダムに著者のサインが入っています。 (お選びいただけませんのでご了承ください。) ○書肆imasu 紹介文 随筆復興を推進する文芸誌『随風』。 第4号は「非日常」がテーマ。 武塙麻衣子、スズキナオ、済東鉄腸、白瀬世奈らを執筆陣に迎える。 こだまをゲスト審査員に迎えた随筆新人賞・随風賞の受賞作および選評も掲載。
-
【サイン本】随筆の技術
JPY 770(USD 4.88)
発行:書肆imasu 仕様:新書判/32ページ ※著者・平林緑萌さんのサイン入りです。 ○紹介文 編集者として多くの随筆を読んできた平林さんによる、随筆指南のZINE。 いったい、よい随筆とはなんでしょうか。 一言でそれに答えるのは困難です。しかし、さまざまな技術によって、随筆を少しずつよくしていくこと、「よい随筆」に近づけていくことは可能だと考えます。 (はじめに より抜粋)
-
【サイン本】四坪の本屋はなにを考えているのか
JPY 770(USD 4.88)
著者:岸波龍 発行:書肆imasu 仕様:新書判/32ページ ※著者・岸波龍さんのサイン入りです。 ○紹介文 東京・水道橋の独立系書店・機械書房。その店主・岸波さんが、隠れ家的な本屋の成り立ちと現在を綴ったZINE。 ぼくは二〇二三年の五月から水道橋にあるビルの三階で「機械書房」という本屋をやっています。本屋といっても部屋の広さは四坪しかなく、高校生の部室くらいの広さですし、古びた雑居ビルの雰囲気から「秘密基地」や「探偵事務所」と呼ばれることも多いです。 (本文より抜粋)
-
【限定タブロイドペーパー付き】GOAT meets 02
JPY 2,200(USD 13.96)
発行:小学館 仕様:B5判/324ページ ※「独立書店ネットワーク」の参加店限定のタブロイドペーパー付き ○小学館 紹介文 こことよそ そのあわいから物語は生まれる 第2号のテーマは「こことよそ」(here & there)です。世界を分かつのは線か、壁でしょうか。こっちとあっち、理解が及ぶ世界と及ばぬ世界……その境界に線を引くのも人間なら、橋をかけるのもまた人間です。作家の小川哲氏、パク・ソルメ氏、ピンク地底人3号氏ら小説家に加え、映画監督・三宅唱氏、劇作家・大石恵美氏ら多様な執筆陣が集結。「こことよそ」のあわいに立ち上がる物語を綴るほか、表紙を飾った俳優・のん氏もインタビューに応じています。 前号大反響だった金原ひとみ氏・朝吹真理子氏・イ・ラン氏による「韓国文学の旅」──今号では、お三方に加え、トラックメイカーの荘子it氏、映画監督の山中瑶子氏らを加え、那覇滞在企画「Today I am, in Okinawa」を実現しました。そのほか、沖縄出身のクリエイターである写真家・上原沙也加氏、三島賞作家・豊永浩平氏、芸人・小橋共作氏(ドンデコルテ)も参加し、沖縄の現在地を照らします。 そのほか、一挙200枚超の遠野遥氏の新作「適応」や、ノンフィクションライター・濱野ちひろ氏による韓国ルポルタージュなど、豪華企画満載です!
-
趣味の遡上
JPY 700(USD 4.44)
著者:中上由有希 仕様:B6判/36ページ ○紹介文 ネコゼ商店は仕事なのか、趣味なのか。 「専門としてでなく、楽しみとしてする事柄」が趣味だと辞書にはある。 そこで過去の自分の趣味を洗い出し、「楽しみ」を見つめ直す。 ネコゼ商店を「楽しむ」ために。 自宅のプリンタで印刷して、ミシン製本にも挑戦してみました。 楽しく作った一冊です。
-
ネコノヒタイムズ増補版
JPY 1,000(USD 6.34)
著者:中上由有希・香川藤花 仕様:A5判/52ページ ○紹介文 まさか3年も続くと思っていなかった、ネコゼ商店のフリーペーパー「ネコノヒタイムズ」をまとめて、さらにちょびっと書き足しました。 ちょびっとのつもりが二人合わせて2万字書き足してました。 エッセイなのか、書評集なのか。 不思議な一冊になりました。
-
ネコゼ商店ができるまで
JPY 1,000(USD 6.34)
著者:中上由有希・香川藤花 表紙イラスト・挿絵:ナガタヨシコ 仕様:B6判/86ページ ○紹介文 Web商店から2年で実店舗!? 店主・なかがみと店員・香川がそれぞれの目線で綴る 無茶と不運と幸運の店舗開店ドキュメンタリー! ※なにかを開業する方には全く参考になりません。
-
雑考1
JPY 1,500(USD 9.51)
文書:朝倉圭一 イラスト:朝倉佳子 デザイン・編集:中島亮二 発行:かそけ舎 仕様:文庫判/59ページ ○かそけ舎 紹介文 『雑考』は、やわい屋の朝倉圭一が年に2冊のペースで自費出版しているZ I N Eです。日常の隙間に読みやすいよう、コンパクトにまとめております。 よろしければ、通勤の際や、不意の待ち時間にお楽しみいただけましたら幸いです。 『雑考1』 ・解説文:民藝・ケア・菩薩を貫く〈完治しない〉思想。 ・終盤で展開される仏教、とりわけ菩薩思想とケアの接続は、本テキストを単なる民藝論から倫理的実践論へと押し広げている。ここで語られるケアは、問題を解決し「完治」させることではなく、症状を抱えたまま関係を続ける営みである。アシタカの呪いが最後まで消えないこと、菩薩が悟りきらず人の側に留まる存在であることは、民藝が「完成」や「正解」を拒む姿勢と重ねられる。民藝とは、救済や理想郷を提示するものではなく、分からなさや不完全さを抱えた生活に「応える」存在なのだ。筆者自身の暮らしや〈やわい屋〉の実践も、この完治しない思想の延長線上に置かれており、思想と生活が乖離しない構成になっている点は、本作における最大の注目点である。
-
雑考2
JPY 1,500(USD 9.51)
文書:朝倉圭一 イラスト:朝倉佳子 デザイン・編集:中島亮二 発行:かそけ舎 仕様:文庫判/68ページ ○かそけ舎 紹介文 ”雪が降った翌朝、深雪の上に大きな凹みがあるのを昔から雪入道の足跡だと言われておりました。” 飛騨地方に住むとされる”雪入道”その正体と、目には見えない奇妙な隣人である妖怪と我々の関係性について考えた雑考シリーズ第2弾 コンパクトにまとめましたので、カバンやポケットに忍ばせて、待ち時間や喫茶のお供に読んでいただけたら幸いです。 『雑考2』 ・解説文:妖怪とは「弱さを引き受けるための隣人」である。 ・本書に書かれた現代の妖怪像は、本作を単なる民俗研究から倫理的随筆へと押し上げている。 妖怪は退治されるべき存在でも、可愛いキャラクターでもなく、行き場のない感情や説明できない不安を受け止める〈奇妙な隣人〉として再定義される。コロナ禍のアマビエや、子供が宵闇を恐れる感性の描写は、人間の心に常に影が存在することを肯定的に示している。妖怪が存在するのは、人が弱さや恐れを完全に克服できないからであり、その不完全さを抱えたまま生きるための想像力が、妖怪という物語を必要としてきた。本作は、分断と排除が進む現代において、理解できない他者と共に生きるための態度を、妖怪という古い存在を通して静かに差し出している。
-
雑考3
JPY 1,500(USD 9.51)
文書:朝倉圭一 イラスト:朝倉佳子 デザイン・編集:中島亮二 発行:かそけ舎 仕様:文庫判/75ページ ※金継ぎ風の表紙はすべて手作業で書いており、個体差があります。 ○かそけ舎 紹介文 晩年の柳宗理は、自身の作品の前に立ち止まり「誰がつくったの?」と問いかけた。この一場面が本書の出発点です。雑考シリーズ第3弾となる本著では、民藝運動の創設者・柳宗悦と、その息子でデザイナーの宗理、そして宗理と同時代を生き、半世紀前の民藝を批評したデザイナーの秋岡芳夫、柳宗悦と同世代で熱心な民芸運動の支持者でありながら、協会を離れ独自の民芸運動を展開した三宅忠一らの思想と実践を通じて、時代とともに変容する「民藝」の本質を「関係の美」として捉え直すことを試みた論考です。 ■ 本書の見どころ ● 柳宗悦から宗理へ:民藝思想の系譜と根本的な転換点 ● 秋岡芳夫の「里がなくなり民藝はなくなった」という診断から現代の可能性を探る ● 老舗と常連の関係に見る、現代における民藝の継続性と実践 ● 燕三条の工業現場体験から見える「工藝寄りの工業」「工業寄りの工藝」
-
明日のパン
JPY 2,500(USD 15.86)
編集:ノオトBOOKS 発行:ノオトBOOKS 仕様:B6変形/上製/256ページ ○ノオトBOOKS 紹介文 「明日のパン、買わな!」――関西ゆかりの21人による書き下ろしエッセイを収録 関西人はなぜ毎日、翌朝のパンを気にするの? たとえば、夕方のスーパーマーケットでは「明日のパン、買わな!」という声が聞こえてきたり、家族の誰かに「明日のパン、買うてきて」とお願いする場面が日常に溶け込んだりしています。SNSでは「翌朝のパンを“明日のパン”と言うのは関西だけ?」「他に何て言うの?」など、しばしば話題になることも。 そんな関西の野良カルチャー「明日のパン」にまつわる思い出やエピソードを、関西にゆかりのある21人の書き手がつづるエッセイ・アンソロジーです。 著者(※50音順) 稲田俊輔(料理人・文筆家・南インド料理店「エリックサウス」総料理長) いぬじん(ブロガー) 大前粟生(小説家) 川西賢志郎(芸人・「M-1グランプリ」ファイナリスト) 清繭子(エッセイスト) 紅ゆずる(俳優・元宝塚歌劇団星組トップスター) 黒田季菜子(児童文学作家) しまだあや(作家) 鈴木潤(子どもの本専門店「メリーゴーランド京都」店主) スズキナオ(ライター) 谷じゃこ(歌人) 谷川嘉浩(哲学者) 津田匡保(ファンベースカンパニー代表) なか憲人(漫画家・ウェブライター) 中井治郎(社会学者) 中前結花(エッセイスト) はらだ有彩(テキストレーター) 福井晶(食のライター・編集者) 藤井亮(映像作家) 宮浦宜子(食卓ディレクター・Life on the table 主宰) 虫明麻衣(編集者・エッセイスト)
-
犬のうんちとわかりあう
JPY 2,200(USD 13.96)
著者:三好 愛 発行:ミシマ社 仕様:四六版変形/並製/168ページ ○ミシマ社 紹介文 「うんちは、寡黙で実直に、世界を伝えてくれています。」 絵と言葉が、それぞれ別の道をたどりながら、濃淡ある日々の中で交差する。 稀代のイラストレーターによる、「人とものとの距離」をめぐる待望のエッセイ集。 子どもと、他人と、ものと、自分自身と… 日常の見慣れた関係が、ちょっと動き出す。 著: 三好愛(ミヨシアイ) イラストレーター。東京都在住。ことばから着想を得る不思議な世界観のイラストが人気を集め、装画や挿画を数多く担当するほか、クリープハイプのグッズなども手がける。著書に、エッセイ集『ざらざらをさわる』(晶文社)、『怪談未満』(柏書房)、絵本『ゆめがきました』(ミシマ社)がある。
-
『本と酒』Vol.1
JPY 1,870(USD 11.86)
編集:島袋祥子 発行者:濱田大規(本と酒 鍛冶六) 編集協力:北尾修一(百万年書房) 仕様:A6判/198ページ ○本と酒 鍛冶六 紹介文 網干という ローカルな土地から発信する 『群像劇』のようなZINE。創刊。 雑誌『本と酒』 Vol.1 姫路市・網干に「本と酒 鍛冶六」が開業して3年。 人と本と酒をこよなく愛する店主が、 店に集い関わる個性溢れる人たちを巻き込んで、 それぞれの「本と酒」、網干や鍛冶六についてをテーマに 思い思いに書いていただいた。 お客さま、棚子さん、 そして鍛冶六と特別なご縁で繋がったすべての人へ。 網干というローカルな土地から発信する 『群像劇』のようなZINE。
-
もしもし、食べられそうですか
JPY 900(USD 5.71)
著者:紡もえ 発行:よわいまま光ってる文庫 仕様:文庫判/72ページ ○よわいまま光ってる文庫 紹介文 心に紐づく食の思い出をみつめ 肯定するエッセイ集。 もしもし、食べられそうですか。 あなたの本体は、何が食べたいですか。
-
沈む、書く、水面をみつめる
JPY 1,100(USD 6.98)
著者:紡もえ、ねむみえり、屋良朝哉(点滅社) 発行:よわいまま光ってる文庫 仕様:文庫判/118ページ ○よわいまま光ってる文庫 紹介文 ままならない心身を抱えた著者たちが綴る、2025年夏の日々。 調子よかったり、死にたかったり。
-
【特典付き】忘れたこと、忘れないままのこと
JPY 1,980(USD 12.56)
著者:古賀及子 発行:シカク 仕様:四六判/ソフトカバー/208ページ ※描き下ろしエッセイカード付きです ○シカク 紹介文 どこまでも生活なのに、どことなく物語。 食事、買い物、家族や友人。 誰の周りにもある日常が、独自の観察力とかろやかな飛躍力で物語のように輝きだす。 日記エッセイで注目の作家が、テーマを決めず気ままに紡いだエッセイ集。 《これはもう古賀さんの「目」としかいえないものの見方の日常だ。 それは読んでいて負荷が少なく、純粋な読む喜びにつながっている。》 (植本一子 巻末解説より) 古賀及子(こが ちかこ) 1979 年、東京都生まれ。エッセイスト。 ウェブメディアのライター、編集者を経て 2024年より現職。 著書に『5秒日記』(ホーム社)、『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』(晶文社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)ほか。
-
【特典付き】老いに追われて
JPY 2,200(USD 13.96)
著者:畑中章宏 写真:佐内正史 解説:町田康 発行:rn press 仕様:四六変形判/並製 ※カード型のしおりつき(スマホケースに収まるサイズ) ○rn press 紹介文 「わたしは母をすててきたばかりである」という作家自身の言葉からこの本は始まる。 本書は民俗学者である畑中によるエッセイ要素の強い「生きるための民俗学」。誰もが直面する親の老い、そして自分自身の老いについて、民俗学の視点を交えながら掘り下げていく。 姥捨伝承、昔話、神話、不老長寿、貝原益軒『養生訓』、有吉佐和子『恍惚の人』、カフカ『変身』を横断しながら「老い」と「生い」を紐解く。現代を生きる多くの人が、いつか必ず直面する選択に向き合う一冊。 畑中章宏 (ハタナカアキヒロ) (著) 一九六二年、大阪生まれ。民俗学者。災害伝承、民間信仰から流行現象まで、幅広い領域に取り組む。著書に『天災と日本人』『廃仏毀釈』(以上、ちくま新書)、『災害と妖怪』(亜紀書房)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(ともに春秋社)、『宮本常一』(講談社現代新書)、『新・大阪学』(SB新書)、『小泉八雲 「見えない日本」を見た人』(光文社新書)、『『忘れられた日本人』をひらく』(若林恵との共著。黒鳥社)など多数。最新刊は『オルタナティブ民俗学』(島村恭則との共著。誠光社)
-
三歩あるけば、旅の空:ふと、湯船が恋しくなる湯けむり紀行
JPY 2,200(USD 13.96)
著者:平川克美 発行:灯光舎 仕様:四六判変形/並製/240 ページ ○灯光舎 紹介文 2014年からの9年間、各地の温泉をめぐり、 味わった温泉や出会った人々など素朴な体験を書き綴った「温泉随筆」です。 著者は、東京、中延にある【隣町珈琲】の店主、平川克美さん。 随筆なので、温泉ガイドにあるような、写真や地図はありません。 しかし、旅の心があり、温泉や銭湯、湯宿への愛があります。 読めば温泉に行きたくなる、いや、とにかく家のお風呂に ゆっくりとつかりたくなるでしょう。 本書に収録したのは、数ある随筆を厳選した44編。 それぞれが4頁ほどの短編です。 場所もさまざま。 山形の湯田川、長野の蓼科、鹿児島の指宿―― 旅先の湯町にたゆたう、映画の足跡、暮らしの声、温泉の味。 湯けむりの向こうにある人々の暮らしや時代を経て移りゆく湯町の景色がていねいに綴られています。 温泉旅の道連れになった気分で読んでほしい1冊になりました。 平川克美(ひらかわ・かつみ) 1950年東京生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業。 文筆家。「隣町珈琲」店主。空手道場辛夷会指導員。 著書に『小商いのすすめ』『21世紀の楕円幻想論』『共有地をつくる』(以上、 ミシマ社)、『俺に似たひと』(医学書院)、『移行期的混乱』(筑摩書房)、『言葉が鍛えられる場所』(大和書房)、『ひとが詩人になるとき』(ミツイパブ リッシング)、『マル』(集英社インターナショナル)など。
-
活字を拾う:グラフィックデザインと活版印刷をつなぐ
JPY 2,530(USD 16.05)
著者:村田良平 写真:マツダナオキ 発行:灯光舎 仕様:B5判変形/並製/164 ページ ○灯光舎 紹介文 2012年、京都のある活版印刷所がその歴史に幕を降ろした。 大量生産と均一な品質を担保するオフセット印刷が主流の時代に、活版印刷所の存続は難しかった。しかし、その活版印刷所の道具や活版機が、ある人物によって引き継がれ、今もなお、活版機の心地よい音を響かせながらせっせと活字を刻んでいる。 グラフィックデザイナーであり、活版印刷職人でもある「りてん堂」店主・村田良平さんが、活版印刷とそれに関わる道具や職人の姿への思いを綴り、写真家・マツダナオキさんの写真を添えて贈るフォト・エッセイを刊行します。 活版印刷との出会いや「りてん堂」開業の決意、活版技術者としての独学の日々などの自伝的な内容を軸にして、活版とグラフィックデザインのことや活版をとおして感じてきたことをていねいに綴ったエッセイ集です。 印刷や活版はもとより、ものづくりに関心のある方にも手に取っていただけると幸いです。
-
日常茶飯の随筆集 道すがら先生
JPY 880(USD 5.58)
著者:音羽川漫筆 発行:灯光舎 仕様:文庫判/58 ページ ○灯光舎 紹介文 居酒屋のカウンターから聞こえてくる 親父さんの思い出話のような、そんな感じの随筆集です。 どうしても眠れなくてなにもすることがないときや、お酒のお供をお探しの時に 活躍してくれる冊子だと思います。 俳句の先生の話。 銀行の残高にお金がなくなって、そこから芋づる式につながる雑感。 高校の油引きの記憶。 マンガ喫茶のようになっていた友人の家。 などなど、どうでもいいような話。 でも、本当にどうでもいいんですかね。 時には立ち止まってじっくり見つめてみてもいいのだろうと思うのです。 何もないかもしれないが、それでいいじゃないですか。
-
福島モノローグ
JPY 990(USD 6.28)
著:いとうせいこう 発行:河出書房新社 仕様:文庫判/216ページ ○河出書房新社 紹介文 この本はいまも変わりつづけている――帰りたいあの場所へ思いを馳せながら新たな生活をつくりゆくこと。震災後、福島にゆかりをもつ人々の声にひたすら耳を傾け、そこから浮かび上がった7つの語り。 いとう せいこう (イトウ セイコウ) 1961年生まれ。出版社の編集者を経て、音楽や舞台、テレビなどでも活躍。88年『ノーライフキング』でデビュー。『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞受賞。他の著書に『東北モノローグ』がある。
-
腰痛文学
JPY 1,430(USD 9.07)
作:井原西鶴、宮本百合子、小山勝清、壺井栄 十返舎一九・為永春水、窪田空穂、佐左木俊郎、羽化仙史 上村松園、ヘルマン・ヘッセ、寺田寅彦 国民体育攻究会 発行:のどまる堂 仕様:文庫判/並製/206ページ ○のどまる堂 紹介文 豊臣秀吉に腰を揉ませて、失脚を企む柴田勝家。 孫の成長を優しく見守る、腰の曲がったおばあさん。 驚きのあまり腰を抜かしてしまう幽霊。 そして、坐骨神経痛に悩み、湯治へ向かう作家――。 「腰の痛み」や「腰の変調」を抱えた登場人物たちを集めた小説、随筆、短歌などのアンソロジー。 付録には、今から117年前に考案された腰痛対策体操も収録。 時代を超えて人々を悩ませる「腰痛」に、文学から鋭く斬りこむ! イタタタタ 井原西鶴『腰抜けの仙人』 宮本百合子『ソヴェト映画物語 ―「新女性線」―』 小山勝清『秀吉の堪忍 柴田勝家の腰もみ』(羽柴筑前守の巻より) 壺井栄『十五夜の月』 十返舎一九・為永春水『娑婆は沙汰なしの三々九度。騒ぎは腰を拔かした地獄落し』(あんぽん丹 下之巻より) 窪田空穂『卓上の灯』ほか 佐左木俊郎『山茶花』 羽化仙史『さあ、しまった!』(探奇小説 旧情婦より) 上村松園『健康と仕事』 ヘルマン・ヘッセ『最初の一日』(湯治客より) 寺田寅彦『ステッキ』 【番外編】『誰でもできる簡易体操』(腰痛対策選)国民体育攻究会 編
-
どうすればよかったか?
JPY 1,650(USD 10.47)
著:藤野 知明 発行:文藝春秋 仕様:四六判/並製/192ページ ○文藝春秋 紹介文 医学部に通うほど優秀だったが、統合失調症の症状が現れて突然叫びだした姉。姉を「問題ない」と医療から遠ざけ南京錠をかけて家に閉じ込めた、医師で研究者の両親。そして変わってしまった姉を心配し、両親の対応に疑問を感じながらもどうすることもできずにいた弟。20年にわたって自身の家族にカメラを向け続けた弟・藤野知明監督によるドキュメンタリー映画『どうすればよかったか?』は、公開と同時に大きな反響を呼び、異例の大ヒットを記録した。 本書では、映画に入れることを断念したショッキングな家族の事実をはじめ、家族と過ごした時間の中で味わった悲しみ、怒り、混乱、葛藤、喜び、希望など、映像では伝えきれなかった様々な思いを監督自身の率直な言葉で明かしている。 息を呑むような衝撃とともに突き付けられるのは、「家族とは?」「人生とは?」、そして「どうすればよかったか?」という答えのない問い――。 ままならない思いを抱えながら、それでも誰かと生きようとする、すべての人に捧げるノンフィクション。
